2026/02/01

MobaXtermの最初の利用方法-SSHでLinuxサーバーに接続する-

MobaXtermは、Windowsでリモートサーバー(Linuxなど)を操作するのに非常に強力で便利なツールです。これ一つでSSH接続、ファイル転送(SFTP)、画面共有(VNC)などが完結します。

まずは、最も一般的な「SSHでLinuxサーバーに接続する」までの手順をわかりやすく解説します。


1. インストール

公式サイトからソフトをダウンロードします。

  • Home Edition (Free): 個人利用であればこちらで十分です。

  • Portable版: インストール不要。USBメモリなどに入れて持ち運べます。

  • Installer版: 通常のソフトと同様にPCにインストールします。


2. 最初の接続設定(SSH接続)

起動したら、まずは接続先(セッション)を登録しましょう。

  1. 左上の 「Session」 ボタンをクリックします。

  2. 「Session settings」画面が開くので、一番左の 「SSH」 を選択します。

  3. Remote host: 接続先のIPアドレス(例:192.168.x.x)を入力します。

  4. Specify username: チェックを入れて、ユーザー名(例:ubunturoot)を入力します。

  5. Port: 通常は 22 のままでOKです。

  6. 最後に下の 「OK」 を押すと、接続が開始されます。


3. ログインとパスワード入力

接続が始まると、黒い画面(コンソール)にパスワードを求められます。

  • パスワード入力時の注意: セキュリティ上、文字を入力しても画面には何も表示されません(星印も出ません)。入力ミスではないので、そのまま打ち込んで Enter を押してください。

  • パスワードの保存: ログインに成功すると「Save password?」と聞かれます。「Yes」を押すと、次回から入力の手間が省けます。


4. 便利な画面の見方

接続が完了すると、画面は主に2つのエリアに分かれます。

  • 右側(ターミナル): コマンドを入力してサーバーを操作する場所です。

  • 左側(SFTPブラウザ): サーバー内のファイルがWindowsのエクスプローラーのように表示されます。

    • ドラッグ&ドロップで、自分のPCとサーバーの間でファイルを簡単にやり取りできます。

    • ファイルを直接ダブルクリックして編集することも可能です。


覚えておくと便利なコツ

  • コピペの作法: ターミナル上で範囲選択するだけで「コピー」され、右クリックするだけで「貼り付け」ができます(設定で変更も可能)。

  • マルチ実行: 複数のサーバーに同時に同じコマンドを送る「MultiExec」機能など、プロ向けの機能も豊富です。


まずは接続したいサーバーの「IPアドレス」「ユーザー名」を準備して、上記の手順を試してみてください。